ぎょうけんの投資ブログ

主に株式市場に関して思いついたことを記入しています

自民党総裁選の立候補者について

昨日、自民党総裁選の立候補者が4名が出揃った。この中で有力といわれているのが、河野太郎氏であるとのことだ。 河野太郎氏の考えや政策については、ニュースや報道番組でいろいろな話を聞いているが、一番気になっているのが「年金の財源として消費税を考…

米国株の不調について

9月になってから日本株は絶好調なのに対して、米国株の状況はあまりよろしくない。とくにナスダックについては、5日連続で前日比マイナスになっている。 一方で、今年は8月までは米国株は絶好調でどんどん新高値をつけていて、日本株は不調で出遅れを指摘…

ビットコインなどの暴落について

本日の市場で、ビットコインやイーサリウムなどの暗号資産が暴落したようだ。ネット記事を見る限りでは、エルサルバドルでの法定通貨としての運用があまりうまくいっていないことが原因としてあげられていた。 原因はともかく、暴落のタイミングは最悪だった…

アメリカの就業者数の増加について

昨日の日経新聞の記事によると、米労働省が9月3日に発表した8月の非農業部門の就業者数は23万5千人の増加にとどまり、市場予想(72万人程度の増加)を大きく下回ったようだ。 他方で、現状のインフレ率はすでに許容範囲(2%程度の増加)を超えてし…

ビットコインの5万ドル回復について

どうやら9月になってからすぐに暗号資産であるビットコインが3万ドル割れから数カ月で5万ドルまで値を回復したようだ。 しかしながら、最近はビットコインよりもイーサリウムのほうが人気があるようだ。また、最高値である6万ドルまで回復していない段階…

ジャクソンホールの講演と株価の動きについて

先週の金曜日に、アメリカのジャクソンホールでFRB議長がオンラインで講演をしたが、内容は事前に予想されていたとおりであり、特に株式市場には大きな動きはなかった。市場関係者が身構えているときには、大抵の場合、大きな動きはないことの典型例だ。 こ…

日本は安い国なのか

最近、新聞やテレビでは「日本は安い国」になっているなどという言葉をよく目にする。しかしながら、インターネット検索でデータをいろいろ調べてみると、この言葉は本当なのかと疑わざるを得ない。 疑いを持つ理由として、例えば「世界で最も生活コストが高…

8月23日の相場について

昨日の日本の株式市場は、大幅な反発となった。特に自動車関連など先週かなり売られた銘柄が買い戻されたようだ。しかしながら、人気銘柄であるソフトバンクGの株価はなんと昨日も値下がりをし、年初来安値を更新してしまっている。 やはり今の日本株はアメ…

年初来安値更新銘柄の続出について

ここ最近の日本株の値下がりにより、年初来安値を更新する銘柄が大量発生している。yahoofinanceで確認してみると、ETFなども含めると400銘柄を超えている。他方で年初来高値を更新しているのは40銘柄程度であり、TOPIXが年初から数パーセントプラスと…

FRBのテーパリングについて

昨日発表された7月のFOMCの議事要旨にて、FRBが年内にもテーパリングに着手する可能性が高くなってきたことが判明した。これにより、株式市場が一気に弱気になった。おそらくはテーパリングはしないようにとの市場からの圧力と思われる。ただ、現在の物価や…

信用残の推移について

日本の株式市場の信用取引残高(一般と制度の合計)を確認してみたが、相変わらず買い残高が過去10年で最高の水準である。これに加えて、最近の日本株は値下がり傾向であり、さらに評価損益率が悪化してきており、すでにマイナス10%を超えた。一般的に…

タリバンのアフガン制圧について

昨日及び今日のニュースにおいて、なんとアフガニスタンにおいてタリバンが全土を制圧したとの報道があった。米軍が今月末に撤退すると決まっていたため、撤退後にすみやかに制圧されるとは思ったが、なんと撤退する前に制圧されてしまった。よほど、アフガ…

アメリカでも人口減少か

デイリー新潮のネット記事で「米国が史上初の人口減少の可能性」というものをみた。これが実際のものになれば、米中におけるアメリカの優位性がなくなることになる。また、中国は出生率をあげようといくつかの政策を実施しているが、私が知る限りではアメリ…

日経平均が再び28000円割れ

アメリカ株が史上最高値を更新し続ける中で、日本株の代表指数である日経平均株価は2月の3万円から下落を続け、今現在は28000円をやや下回っている。6月ごろまでは、証券会社はやたら強気で「8月には3万円に再び戻る」などと宣伝していたが、その…

内閣支持率が危険水域に

今日の日経平均株価は、午前中には一時前日比300円高になったが、そこからじりじりと値段が下がっていき、結局は68円高と小幅高に終わった。なぜだろうかと思っていたら、今日の夕方のNHKニュースで菅内閣の支持率がなんと30%を割れ、29%になって…

最近の日本株について

最近の日本の株式市場を見ていると、日経平均株価やマザーズ指数のパフォーマンスがあまり良くない。また、信用取引の買い残高はここ数年で最大の値付近まで上昇している。このような場合は、あまり市況は良くないといえるが、今の株式市場は果たしてどうだ…

ビットコインについて思うこと

今月1日には4万ドルを回復したが、再び3万ドル台に戻ってしまった。数カ月まえにつけた高値の6万ドル台から急落して以降、4万ドルが壁になってしまっており、この調子では、ビットコインがこれまでのように大きく上昇することは当分難しいのではと思う。

中国の株式市場に異変か

先月の米国市場で中国企業のADRが急落し、今日は中国企業の代表的な企業であるテンセントの株価が香港市場で暴落した。これらの急落は、ウェブサイト上の記事では、中国共産党のネット関連企業への規制強化を懸念してのことと記載されている。 ただ、私は果…

日本政府の財政を立て直すには

今回のコロナ騒動で日本政府はかなりの財政支出を行うことになった。このことで、日本政府の借金すなわち国債の残高はさらに積みあがる状況になっている。この状況を改善するにはどうすればよいのかよいのだろうか。 単純に考えれば、増税を行うか支出(特に…

これからはかなりの円安になる

タイトルにも記載しているが、私の考えでは今後の為替はかなりの円安になると思っている。理由をいくつか挙げてみる。 まずは、新型コロナウイルスの影響が世界的に広がっており、これに対する対策として経済活動をかなり制限している状況である。この制限に…

東京五輪は延期が濃厚になってきた

新型コロナウイルスが世界的な広がりを見せており、これを受けて日本では、ついに中国や韓国からの入国者に対して14日間の隔離を行うようになった。また、WHOが夏になっても収束するとはいえないというような発言をしている。 このような状況では、今年の…

観光立国推進の失敗によりリーマン越えの不景気に?

現在、新型コロナウイルスの影響で全国の小学校・中学校・高校に対して春休みまでの臨時休校を政府が要請する事態になっている。私はこれは恐らく台湾の対応を真似をした政治的なものと考えているが、感染拡大の防止のため重要と言われている3月を無事に通…

終身雇用と年功序列の見直しは1石4鳥である

先日、キリンホールディングスで過去最高益にもかかわらず早期退職の募集を実施するということに関するコメントを書いたが、他の大企業でも続々と早期退職の募集をし始める状況になっている。また、年功序列についても大方の予想通り見直しになり、どうやら…

株式市場でバブルは発生するか

先週のモーサテで「2~3年後にはアメリカでバブルが発生するかもしれない」などという特集が放送されていた。放送の内容を確認したが、あまり納得できなかった。というのも、私の考えではとても株式市場でバブルが発生する状況ではないと考えるからだ。 ま…

キリンビールのリストラについて

昨日、ダイヤモンドonlineのサイトで「キリンホールディングスと傘下のキリンビールが45歳以上の社員を対象とした早期退職の実施」という記事を発見した。この記事では、このリストラは景気がよいうちの先行実施型のリストラであるという旨の内容が記載さ…

米中貿易戦争の動向について

昨年の夏ごろからアメリカ側が中国からの輸入品に関税をかけることで始まった貿易戦争だが、当初の予想(すぐに中国側が白旗をあげる)に反して長期化かつ戦線の拡大が続いている。しかも、アメリカ側が先制攻撃で関税の引き上げや対象拡大をしても、中国側…

米国株式購入の最低手数料が大幅引き下げ

今月よりネット証券の大手3社が相次いで米国株式購入の最低手数料を大幅に引き下げ(ほぼ0円)にするようだ。理由としては、「これまで最低手数料の高さから米国株式には距離を感じていた顧客に米国株式を身近に感じてもらうため」と証券会社のホームペー…

維持が難しいのは終身雇用より年功序列の賃金

最近、経団連の会長やトヨタ自動車の社長から「終身雇用の維持が難しくなってきた」といった趣旨の話があり、ネット上ではかなり話題になっているが、本当に難しいのは終身雇用ではなく年功序列型の賃金体系ではないかと思っている。 理由をいくつか挙げてみ…

消費税増税の実施が濃厚になってきた

今年の10月に消費税が10%に上がることになっている。ただ、世間では消費税の増税は延期もしくは凍結になり、7月に衆参両院の同日選挙になるという話があちこちで聞かれる。 しかしながら、私は今年の10月の消費税増税は予定通りに実施される可能性が…

令和の時代はインフレになる

本日、平成から令和になった。平成時代を経済で振り返ると、バブル経済の崩壊から始まり、崩壊後はデフレ経済が現在まで継続し、株価も日経平均株価の値が平成元年の水準までは回復しなかったことから、不遇な時代だったといえる。 それでは、次の令和の時代…