ぎょうけんの投資ブログ

主に株式市場に関して思いついたことを記入しています

東京五輪は延期が濃厚になってきた

 新型コロナウイルスが世界的な広がりを見せており、これを受けて日本では、ついに中国や韓国からの入国者に対して14日間の隔離を行うようになった。また、WHOが夏になっても収束するとはいえないというような発言をしている。

 このような状況では、今年の東京オリンピックは実施は厳しいと思う。日本のオリンピック運営委員会や国際オリンピック委員会は、問題なく今年の実施ができるかのように振舞っているが、今年中の実施は現状を考えれば世界的な世論はこれを認めないだろう。

 かと言って、過去にも事例があるということで中止にするというのもかなり難しいと考える。まず、中止にすると大会のスポンサーや広告会社などからの損害賠償が発生してしまい、これに対処することになる。また、現在の政権は、新型コロナウイルスへの対応が批判されており、この影響で今後の経済はリーマンショックを超える不景気になるといわれる中で、オリンピックまで中止となってしまえば、盤石といわれた政権の支持率も急落し、次の選挙では大敗してしまいかねないと思うからだ。

 以上のことから、今年は新型コロナウイルスに振り回される年になりそうだ。ひょっとしたら、このどさくさに紛れて、いつかは暴落するといわれている株式市場の暴落が発生してしまうかもしれない。