ぎょうけんの投資ブログ

主に株式市場に関して思いついたことを記入しています

日銀や政府の今後の対応次第では令和恐慌になってしまうかも

 現在の経済関係の話題は、世界では専らインフレへの対応になっており、日本でも「悪い円安」として話題になっている。

 このような状況で驚きの内容の記事を見た。その記事は「インフレ世界で沈む日本 元凶はコロナ禍ではなく消費税増税だ リーマンショックの二の舞になりかねない」という題名の記事であり、この記事では日本の物価は食料品とエネルギーを除くといまだに日本はデフレであると示されていた。今月以降、企業サイドで負担していた原材料などの値上がり分を販売価格に転嫁するため値上げに動くという話なので、この動きにより若干変化すると思われるが、それでも世界の動きと比べるとデフレ圧力の強さには驚かされる。

 さらに、この記事では円安にも触れており「他の国々に比べて後退する国の通貨は、外国為替市場で絶好の投機売り対象になる」と書かれていたが、全くその通りだと思う。つい最近まで、トルコリラの暴落が話題になったが、近い将来日本円も同じようになってしまうかもしれない。

 ただ、さらに恐ろしいのは、通貨安に耐えかねてもしくは恐れて、政府や日銀が緊縮路線に転換してしまうことだと思っている。今年の7月の参議院選挙が終われば当分の間は国政選挙がないので、8月以降が危ないと思っている。もしも緊縮への転換となってしまい、その後米国で景気後退が起こってしまえば、たちまち日本も大打撃を受け、 後に「令和恐慌」と呼ばれるような大不況になってしまうだろう。