ぎょうけんの投資ブログ

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外国人労働者受け入れ失敗は将来の政権交代につながるかも

 前日のブログ記事では、ゾンビ企業が淘汰されると失業者が出てしまうが、これから日本は働き手不足になってくるので他の国より問題は少ないはずと記載した。

 ただ気がかりな点もある。というのも、つい最近外国人労働者の受け入れ拡大を決めてしまった。この国の政府は何を考えているのだろうか。やはり、国全体のことより、現在の財界の主流派の意向を優先させてしまっているのではないかと思ってしまう。

 このままでは、緊縮財政から財政拡大への転換を行い、これに伴って金利が上昇して一時的にはあるが失業者となってしまう人たちが増えてしまったとき、外国人労働者の受け入れを拡大していることは大きな社会問題となるだろう。このとき、この政策は自民党内閣の世紀の大失敗と言われてしまうと思われる。

 現在、非正規雇用を拡大させたとして、小泉政権時代の経済ブレーンだった竹中平蔵氏がかなり批判されているが、将来、外国人労働者の受け入れ拡大を推進したとして、同じように誰かが相当に批判されてしまうかもしれない。また、長期安泰と思われている自民党政権も一気に政権を失うということにもなってくるかもしれない。