ぎょうけんの投資ブログ

主に株式市場に関して思いついたことを記入しています

なんかおかしな日本の株式市場

 昨日の日本の株式市場は何かおかしい状況だった。その内容だが、株式市場で値上がりした銘柄の数(2919銘柄)が値下がりした銘柄の数(1047銘柄)圧倒的に多いにもかかわらず、日経平均株価TOPIXといった株価指数はそれぞれ0.56%、0.3%の値下がりとなってしまったことだ。

 通常の市場ならば、値上がり銘柄数がこれほど多い状況では、これまでの経験では株価指数はたいてい1%ぐらいは上昇となっていた。いろいろ考えてみたが、どうやらいまの市場は相当に偏りがる相場であり、ごく一部の強気銘柄(東京エレクトロンやレーザーテックなど)が市場を引っ張ってきたが、それらが弱くなると他の銘柄では市場を引っ張ることができない段階にまで来ていたのではないかと思った。

 年間と通して圧倒的に強い銘柄だった銘柄は、年が変わるとたいてい悪化するものなので、来年はもしかしたら「寅年は荒れる」の相場格言のとおりに株式市場は大荒れになるかもしれない。