ぎょうけんの投資ブログ

主に株式市場に関して思いついたことを記入しています

2月の株式市場の動向について

 2019年もすでに1か月が経過し、2月になってしまった。先月は株価は順調に推移し、TOPIXは約5%ほど上昇したが、2月の株式市場は先月のように順調に推移するだろうか。

 この予想を行うには、今週から多くの企業において発表される、第3四半期の決算報告が重要事項となるだろう。1月下旬に先行して第3四半期の決算報告を発表している企業もかなりあるが、下方修正をしている企業が散見される。よって、今週以降に発表する企業でもかなり多くの企業で、下方修正の発表がされると思われる。

 ここで今月の株式市場の推移にとって重要なのは、下方修正が発表された後の株価推移である。下方修正が発表されたのち、株価が上昇する銘柄が多い状況だと、これ以上の悪化はないと市場が判断したことになり、とりあえず一安心ということになる。ただし、株価が下落あるいは急落してしまうような銘柄が多数発生すると、さらなる悪化を市場が警戒していることになり、株価の重しになってしまう。

 よって、これ以上の悪化はないと判断するならば、株は買いとなり、まだまだ悪化する恐れがあると判断するならば株は見送りとなる。個人的には、アメリカの株式市場において、大手のハイテク企業が決算発表後に株価下落となっているケースが多いことを考えると、日本の株式市場も同じようなケースになってしまうことが多く発生すると思われる。よって、2月の株式市場は期待しないほうがよいと考えている。