ぎょうけんの投資ブログ

主に株式市場に関して思いついたことを記入しています

2022年の株価の見通しについて

 昨日の早朝に、米国のFOMCが終了し、声明文は大方の予想どおりで、今月は金利は据え置きとし、資産購入プログラムは3月で終了、それと同時に利上げを行う予定という内容だったようだ。

 私が心配していたようなこと(来月からのサプライズ利上げ)はなく、事前の予想の範囲内だったが、記者会見前は米国株は前日比で2%ぐらいの上げだったものが、会見後にはみるみる下落し前日比でマイナスになってしまった。

 昨日の朝の番組(モーサテ)の専門家たちの話では、FRBのインフレに対処する姿勢が明確ではなかったし、今年の利上げの予想回数も昨年12月のときよりも増加していたとのことだった。

 このような内容ではマーケットが抱えている不安を解消することはできず、案の定会見後には下落してしまった。さらに、次のFOMC(3月14,15日)まではこの不安を抱えたままになるので、その不安が株価の動きになって今後現れてくると思う。

 具体的に言うと、株価はFOMCを通過した直後の今週はなんとか持ちこたえると思うが、来週になると2月に入ることになり、2月上旬から発表される1月のインフレに関する統計が思わしくなければ、次回のFOMCに向けてさらに不安(利上げの幅や回数が多くなるのではと心配する)は大きくなり、前回のFOMCから今回のFOMCの間に起こった株価の下落が、今回のFOMCから次回のFOMCに向けて繰り返されるというのが今後の私が予想する株価の動きである。

 このような状況では株式の購入は控えるようにし、持っている株が損切ラインに達した場合には速やかに損切りを行うようにしたい。